ジョージタウンに
「すっごく素敵なニョニャ料理のお店があるの」と聞いて
出かけました!
レストランではなく、どっちかというと、
ニョニャ料理の「カフェ」でした〜。
これがとっても雰囲気がいいんです。
そして、優しい笑顔のSonnyさんが、すごく素敵。
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中に入ると、とっても「レトロ」
お店が「レトロ」にこだわってるから、懐かしい気持ちになります。
子供のころ、ペナンで過ごした人は余計そうでしょうが、
そうでなくても、どこか「懐かしい」
そんなインテリアたち、、。
「思い出させる」のをイメージして、80年代の洋楽グッズ!
カルチャークラブ、ワム、、。
子どものころの思い出を喚起させられる人も多いかな?
自転車に「ティファン」引っ掛けてあるー。
可愛いです。
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実はこのカフェ、どうして「トリビュート」(捧げる)という名前かというお話があります。
Sonnyさんの亡くなられたお母様に向けて捧げているからだそうです。
実は、これらのお料理は、全てお母様のレシピで作っているそう。
ガンの闘病をされていたお母様は、Sonnyさんにニョニャ料理を教え始めたそうです。
キッチンと部屋とを行ったり来たりしながら、懸命に味を伝えられたと、、。
お母様は他界されましたが、
そうやって伝えてもらった味を、
今度は、皆さんに伝えたい、というお話をしてくださいました。
このティファンに入って、お料理が出てくるんですよ。
かわいいですね。
甘酢漬けみたいなものなんですが、
シンプルでとっても美味しいんです。たくさん食べました!
ニョニャ料理の家庭料理だからでしょうが、とても健康的で野菜も多かったです。
Sonnyさんのお母様は、ご家族の健康にも気を使っていらしたんでしょうね。
デザートのぜんざい
これに「ロンガン」を入れています。
これも甘すぎず、優しい味わい。
家庭料理がベースだからか、どれも食べやすく、優しい味。
そして、できあいのものを使わず、一つ一つ、丁寧に作ってあるんだろうなと思いました。
家族の文化が継承されて、こうやってカフェになって、、。
素敵ですね。
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最後に、ローカルコーヒー。
入れ物がかわいいでしょう?
ブラックで飲んだら、濃くて美味しい〜。
「ローカルコピ」って、普段飲まないんですが、ここのはとっても美味しい!
Sonnyさんによると、ペナンでカフェにおろしている焙煎所があるそうです。
そこのコーヒーを試飲して、Sonnyさん好みのブレンドにしているそうです。
ミルクも砂糖も入れないで、まずは試して欲しいです!
「ローカルコピ」がこんなに美味しいなんてびっくりでした。
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Tribute Retro Cafe
10300 ジョージタウン (ペナン州)
No.59, Jalan Gudwara, Hin Bus Depot, Penang Island,