こんにちは。
ペナンでヨガの今後についてです。
スタジオでのヨガについては、様々な要素を考慮に入れて考えているところです。
一つには、明確なSOPが出されるのか、それがなんなのかまだわからないこと。
また、今までレンタルさせてもらっていたスポーツジム、バレエ教室などの状況。
彼らは、まだ今後の方針を出していません。
基準が設定された場合の具体的な準備もあるだろうし、その場合でも、赤字にならずにスポーツジムやバレエスタジオの経営を続けていくために、スケジュールや値段を変えるなどの変更は必要になるのかもしれません。
だから、その対応にも時間がかかるかもしれないし、まだ私に詳しい連絡はきていません。
スタジオをどうするかの話は、彼らの対応が決まってからになりますが、ウィルス感染防止についての対応もよく話し合わなくてはいけないと思います。
さらに、生徒さんの感覚も、人によって違うようです。
「はやくスタジオでやりたい」という人もいれば、「スタジオは抵抗がある」という声もあります。
どちらの気持ちも共感するし、尊重したいと思っています。
ただ、難しいのは、「完全に安全」を保証できないところです。
私も、「完全に安全」であれば、「心配しないで。スタジオでやりましょう!」と言いたいですが、
当たり前ですが、対策するということと完全に安全かというのは違いますよね。
レストランや学校がSOPを守って対策するということは、「リスクを軽減するよう努力します」ということだけど安全を担保してくれるわけではありません。感染した人は大変でしょうが、学校もレストランも責任は持ちません。
だから、ヨガクラスを再開しても、「リスクが低くなるように対策します」ということであって、「絶対大丈夫」とか「心配しないで」とは言えません。
コロナ対策についてですが、政府の基準以上のことが必要か、どこまでの安全対策にするかということも、今後の状況によって変わります。
例えば、全員がマスクをしてヨガをするべきなのか、などのことも考えなくてはいけません。日本ではヨガスタジオでマスクがニューノーマルになってきているようです。ただ、クンダリーニヨガ クラスでと考えると、私の中で迷いがあります。
現在の状況については、私個人は、現在はペナン州は一ヶ月以上ゼロ感染者なので「ほぼ安全」と感じています。
だから、もしこの状態でヨガクラスができるのだったら、喜んでスタジオクラスに生徒さんをよぶと思います。
ただ、明日以降は、RMCOに変更になり大幅に規制が緩くなります。
そして、それが大丈夫かどうかが数値として確認できるのは時間差がでるはずなので、
2週間程度、後を見ないとわからないのかなと思っています。
こういう要素をふまえ、どうしていくのがいいか。現在は、考えている最中です。
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ここからは付け足しですが、特に生徒さんに誤解されると困るので、書いておきますね。
スタジオクラスを減らす、閉じる、ということがもしあるとして、私がそこに何も感じないわけではありません。
スタジオでのヨガは、本当に小さいことだけれど、私が2年かけて作り上げてきたものです。
全くのゼロから、週に5クラスを行うようになりました。
小さいことだけれど、毎週やってきたこと。
2018年2月、日本語でヨガを教えようと思い、まずはサイトを作りはじめました。
何もない状態からのスタート。
ペナンに住む日本人の方をほとんど知らなくて、「ヨガクラス開いたらきてくれる」という友達はもちろんいませんでした。
自宅のリビングルームで「初めてのクンダリーニヨガ 」講座からはじめました。
生徒さんになってくれる人がいるかわからないから、仕方なしの選択だったけれど、参加者の方にはよくなかったのかもしれません。
「スタジオだったらいいけど、知らない人の自宅にいってヨガを受けるのは不安です」とメールをいただいたこともありました。
残ってくれる人がいるなら、ヨガクラスを継続しようと思いました。
ただ、貸してくれるヨガスタジオを探すのは簡単ではありませんでした。
「先生として雇われたいわけではありません、自分が生徒を探すからスタジオだけ時間貸しでさせてほしいんです」と頼むと、全部断られました。多くのヨガスタジオのオーナーは「そもそもスタジオレンタルはしてないから」と言いました。
ペナンでは、たいてい、ネットでの情報は充実していません。
口コミネットワークが強く、その場に行かないとわからないことが多いのです。
そこでローカルの友達に頼んだり、ヨガの先生に頼んだりしました。
けれど、日本人のあまりいない場所だったり、駐車場がなかったりと難航しました。
「外国人である自分が、ちょうどいいヨガスタジオを探すのなんて無理かも」
そんな風に思って、投げ出しそうになったこともありました。
そんな二ヶ月がすぎたある日。
プリマタンジュンのバレエスタジオのドアを開けて入った日。
私の話を聞いて、テオさんが「いいよ。やったら」と言った日。
「クラスをできる場所がある」
どれほどほっとしたことか。
2020年の3月、MCOの直前までは、3つのスタジオに通い、週に5クラス行なっていました。
これが続くのだろうと思っていました。
一つ一つのスタジオにも、思い入れがあります。
一つ一つのクラスには、もっと強い思いいれがあります。
生徒さんたちと出会って、一緒にヨガをしてきた場だから。
だから、スタジオでできないということに、私が何も感じていないというわけではありません。
ただ、いろんなことを考えなくてはいけないと思っています。
スタジオをオープンするのかということは、まだ決められません。
おそらく、6月20日ごろにお知らせすることになるかと思います。
いろんな考えやご希望があるだろうし、どうなるにしても、全員の方に満足していただくことは難しいかもしれません。
だけど、ペナンでヨガをサポートしてくださる方々に、いつも感謝しています。
私のクラスにきてくださっている方はわかると思いますが、ペナンでヨガの生徒さんたちは、私にとって、「仕事だから」と割り切った関係ではありません。一緒にヨガをしている仲間だし、おしゃべりをしたり、メッセージをしたり、、、。どちらかといえば、友達、というのに近いかもしれません。
これからも一緒にヨガを続けてくださったら、本当に嬉しく思います。もちろん、新しい方との出会いもあったらとても嬉しいです。
私にとって、スタジオであるか、オンラインなど他の方法であるかは、本当はそこまで重要ではないんです。
それは手段であって、みなさんとヨガをしていく場所をキープしていきたいだけだから。
いつもありがとうございます。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
エイミー